「痛っ」
学校で配られたプリントで、指を切ってしまったようだ。
軽く血が出ている。
こちらと貧乏な家庭の為、絆創膏が買えない。
「どうしよ…」
血は流れるばかりで、一向に止まる気配はない。
カイルは持ってなさそうだし、カートマンには極力貰いたくない。スタンはいないし。
「ア゛ッ!ど、どうしたの、その、指」
個性的な声を上げ、話しかけてきたのはトゥイークだった。
「いや、ちょっと切っちゃってさ」
ハハ、と乾いた笑い声を出すと、トゥイークは僕の指を再度見て筆記用具入れから絆創膏を取り出した。
「そ、それはこれを使えば、えっと、いいよ」
「あ、ありがとう」
…なんか今日は珍しい人に借りを作っちゃったなあ…。

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どうやって返そうかな
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